
・マイル、陸マイラーって何?
・ポイントを貯めるのと何が違うの?
そんな疑問にお答えします。
皆さん、ポイ活はやっていますか?
ポイ活とはポイントを貯めたり使ったりして、日々の生活をお得にする活動のことです。
ポイ活という言葉を知らなくても、楽天ポイント、Tポイント、dポイントなどなど何かしらのポイントを貯めている方は多いでしょう。
数あるポイントの中でも、筆者がおすすめするのは航空会社の「マイル」です。

なんでマイルなの?

ずばり、マイルにはポイントの2倍~10倍以上の価値があるからだよ!

10倍以上!?
この記事を読めば、マイルを貯めることのメリットとその貯め方がわかり、毎年マイルで海外旅行にいくことだって夢ではなくなりますよ。
マイルとは?

ここで言うマイルとは、航空会社のポイントプログラム(マイレージプログラム)で貯まるポイントを意味します。
飛行機への搭乗、クレジットカードの利用、各種ポイントからの交換などで貯めることができ、貯まったマイルは航空券への交換など色々なことに利用できるんです。
マイルのメリット
マイルもポイントの一種ですが、マイルとその他のポイントとの最大の違いは還元率にあります。
ポイントカードやクレジットカード等では、1ポイント=1円相当の商品や現金と交換できるのが一般的ですよね。
しかし、マイルの場合は後述する「特典航空券」と交換すれば、1マイル=2円~10円以上の価値に化けさせることができるんです。
この超高還元率こそが、マイルを貯める最大のメリットと言えます。
マイルの種類とおすすめのマイルマイレージプログラムは航空会社ごとに独自で用意されており、日本ではJALとANAがありますが、筆者はJALマイルをおすすめします。

なぜ?
ANAマイルの方が貯まりやすいのですが、マイルを貯める目的である特典航空券が、JALと比べて非常に取りづらいという大きなデメリットがあるためです。

せっかく貯めても、使えなければ意味がないよね。
マイルの使い方

マイルの使い方(交換先)はいくつもありますが、その中でも圧倒的にお得にマイルを活用できるのは、「特典航空券への交換」です。

特典航空券ってなに?

マイルで交換できる航空券のことだよ。
現金で購入できる通常の航空券とは別枠で予約数量が定められていて、行先や座席によって必要マイル数が異なります。
なぜ特典航空券がお得かというと、特典航空券なら、現金で購入する場合の半分以下のマイル数で航空券を入手することができるからです。
特典航空券への交換【国際線】
例えば、JALで東京―ハワイ間のエコノミークラス往復航空券はハイシーズンでは15万円ほどです。
ところが、特典航空券ではこれを4万マイルで交換することができるんです。
4万マイルで15万円の航空券ですから、1マイル=4円近い価値と言えますね。
さらに、「ハワイは長時間のフライトだから、できればビジネスクラスを使いたい!」という人にとってはマイルの価値はもっと大きくなります。
座席クラスと必要マイル、参考価格についてまとめました。
東京-ハワイ間往復(ハイシーズン)
座席クラス | 必要マイル | 参考価格 |
---|---|---|
エコノミー | 40,000マイル | 150,000円 |
プレミアムエコノミー | 60,000マイル | 300,000円 |
ビジネス | 80,000マイル | 500,000円 |
ファースト | 100,000マイル | 1,200,000円 |
グレードの高い座席ほど1マイルあたりの価値は大きくなり、ビジネスクラスで6円以上、ファーストクラスではなんと10円以上となっています!
120万円のファーストクラスなんて超上流階級の人しか手が出ないと思いますが、10万マイルは現実的に貯められるラインです。
特典航空券への交換【国内線】
あまり大量にマイルを貯められない、または海外旅行には興味がない、という方は、もっと少ないマイルで国内線航空券へ交換することも可能。
国内線往復 必要マイル
A区間(東京-大阪、大阪-福岡など) | 12,000マイル |
B区間(東京-沖縄、大阪-札幌など) | 15,000マイル |
C区間(東京-宮古、大阪-石垣など) | 20,000マイル |

国内線と比べると、少し割高感があるなぁ

そんなあなたには、「どこかにマイル」がおすすめ!
「どこかにマイル」とは、往復6,000マイルで日本のどこかにいくことができるサービスです。(東京、大阪発着のみ)
予約時に4つの行先候補がでてきて、そのうちの1つが自動で選ばれます。
行先を自分で決められないデメリットはありますが、4つの候補は再検索でリセットすることができるので、自分が納得できる組み合わせになるまでリセットを繰り返しましょう。

6,000マイルでJALの国内線往復航空券を取れるのは、かなりお得!
その他の使い方
JALマイルのその他の使い方としては、以下のようなものがあります。
- 座席アップグレード
- JALクーポンへの交換
- 提携先のポイントや商品と交換
特典航空券との交換よりも少ないマイルで利用できるメリットはありますが、これらは1マイル=1~2円程度の交換率となってしまいますので、マイルの価値を引き出せているとは言えません。
やはり、JALマイルの使い方としては特典航空券への交換を基本としましょう。
マイルの貯め方
準備編:JALマイレージバンクに登録しよう
マイルを貯める前に、JALのマイレージプログラムであるJALマイレージバンクに登録しましょう。
発行できるカードはいくつか種類がありますが、どれを選んでもマイルの貯め方に影響はないのでお好みでOKです。
基本編:大量マイルゲットへの近道は「陸マイラー」
マイルの貯め方は、大きく3つに分かれます。
実は、マイルを貯めている人の中でも3つめの方法を知っている人は多くありません。
その裏技ともいえる方法こそが、マイルを大量に貯めるためには必須なのです。
① 飛行機に乗って貯める(貯まりやすさ:★☆☆☆☆)
マイルを貯めるというと、はじめに浮かぶ方法がこれかと思います。
飛行機に乗ることで、フライト距離に応じたマイルが加算されます。
しかし、この方法は毎週のように海外出張へいくといった一部の人以外は全然貯まりません。
どのくらい貯まりづらいかというと、国内線羽田-沖縄区間の片道で1,000マイル以下です。
フライトマイルには期待し過ぎず、「旅行ついでにマイルがちょっとだけ貯まる」というくらいに考えておきましょう。
② クレジットカード決済で貯める(貯まりやすさ:★★★☆☆)

これも比較的メジャーな方法で、マイルを少しでも多く貯めるために支払いは可能な限りクレジットカードに集約しましょう。
食費や雑費、公共料金や税金までクレジットカード払いにできれば、年間200~300万円程度利用することも可能です。
利用するカード選びも重要で、還元率が最も高いカード(1%超)を年間300万円利用すると、4万マイル程度貯まります。
これだけでも家族での国内旅行や、単身での海外旅行を1~2年に1回行けるほどのマイルになりますが、さらに大量のマイルを獲得するには、次の方法が欠かせません。
③ ポイントサイトで貯める(貯まりやすさ:★★★★★)

「ポイントサイトで貯める」この裏技がマイルを大量獲得するための最適な方法です。
この方法はマイルを直接貯めるのではなく、ポイントサイトで貯めたポイントを交換することでマイルを間接的に貯めていきます。
- 楽天やAmazonでのネットショッピング
- 動画配信サービスの登録
- ホテル、航空券の予約
- クレジットカードの発行
上記のような、ネットを通して「何か」するときにポイントサイトを経由することで、ポイントがどんどん貯まります。

具体的にはどれくらい貯まるの?

一例を見てみようか
- 無料会員登録 ⇒300ポイント/1件
- 資料請求 ⇒3,000ポイント/1件
- 年会費無料クレジットカードの発行 ⇒7,000ポイント/1枚
このような案件が毎日出ているので、誰でも無料ですぐに1万ポイント以上を獲得できます。
そして貯めたポイントは最大で80%の交換率でJALマイルに交換できるので、嘘みたいにマイルが貯まるんです。
上記の②と③の方法を駆使して、飛行機に乗らずにマイルを大量に貯める人を通称「陸マイラー」と呼びます。
陸マイラーは、日々の生活のあらゆる行動をマイルにつなげていきます。
- クレジットカード利用でマイルを貯める
- ポイントカードで貯まったポイントをマイルに交換する
- ポイントサイトで大量にポイントを獲得してマイルに交換する
この陸マイラー活動こそが、JALマイルを大量に貯めるための究極の手段なのです。
実践編:具体的な貯め方
ここまで読んでくださった方は、陸マイラー活動の魅力と重要性がわかって頂けたかと思います。
ここからは実践編として、JALマイルを貯めるためのより具体的な方法を説明します。
クレジットカードとポイントサイトの選び方
陸マイラー活動にはクレジットカードとポイントサイトが不可欠ですが、どのカード、サイトを選べば良いのでしょうか。
選ぶ基準は、JALマイルへの交換率です。
JALマイルは各種ポイントカード、クレジットカード、ポイントサイト等のポイントから交換することができますが、一般的にその交換率は30%~50%ほどです。
より効率よくマイルを貯めるためには、
- マイルを直接貯める
- マイルを高レート(50%以上)で交換する
このいずれかが可能なクレジットカード、ポイントサイトを選びましょう。
JALマイルが直接貯まるクレジットカード
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレスカード
当サイトが一押しするカードです。
JALマイル還元率は驚異の1.375%を誇り、プラチナカードでありながらゴールドカード並の年会費11,000円(税込)で所有することができます。
アメックスブランドは使える店舗数がやや少ないのがデメリットですが、VISAやMastercardなどのセゾンカードを併用することで、利用額を合算してマイルを獲得できるところも大きな魅力です。
詳しくは、以下の記事で解説しています。

スターウッド・プリファード・ゲスト・アメリカン・エキスプレスカード
SPGアメックスと呼ばれるカードです。
JALマイル還元率は1.25%であり、実質有効期限無しでJALマイルを獲得できます。(通常の有効期限は3年間)
年会費が34,100円(税込)と高額ですが、年に一回マリオットボンヴォイ(Marriott Bonvoy)グループの高級ホテルに無料で宿泊できる特典がついており、年会費以上のメリットがあることで有名なカードです。
JALカード
JALといえばご存知JALカードですが、JALマイル還元率は1.0%と高くありません。
搭乗時のフライトマイルにボーナスマイルが付与される、空港内や機内での割引がある、JALカード特約店での利用で還元率2.0%になるといった特徴があるため、普段からJALを多く利用する方におすすめなカードです。
JALマイルを高レートで交換できるポイントサイト
モッピー(moppy)
モッピーはJALマイラーとして必ず登録するべきポイントサイトです。
ポイントサイトは数多くありますが、貯めたポイントを最大80%の交換率でJALマイルに交換できるのはモッピーだけ。
他サイトでは高くて50%なので、80%は破格の交換率といえるでしょう。
JALと提携してキャンペーンを行っていること、会員数800万人を超える超大手であることからも非常に信頼できるポイントサイトです。
JALマイラーなら、真っ先に登録しておきましょう。
\JALマイル交換率最大80%/
ハピタス
ハピタスは陸マイラーの火付け役となったポイントサイトです。
会員数約300万人の老舗サイトで、使いやすさ、分かりやすさはピカイチ。
今でも多くの陸マイラーが愛用しています。
ポイントインカム
ポイントインカムは会員数約300万人の大手ポイントサイトで、ランク制度がありランクに応じたボーナスポイントが付与されるため、長く使いやすいサイトです。
お買い物保証制度に優れており、安心して利用できます。
ポイントタウン
ポイントタウンは会員数約250万人のポイントサイトで、ランクボーナスの水準は業界最高峰。
換金のしやすさも魅力で、少額からの銀行振り込みなど使いやすいサイトです。
ドットマネー(.money)
ドットマネーは、ポイントサイトなどのポイントを合算して他のポイントに交換することができるサービスです。
このサイトを利用することで、各ポイントサイトで「ポイントを貯める⇒ドットマネーに集約⇒マイルに交換」という方法が可能になります。
また、モッピーやハピタス、ポイントインカムなどでは。ドットマネーを経由するだけでマネーが増量するキャンペーンを定期的に実施しており、お得にポイントを交換することができます。
モッピー以外のポイントサイトを利用する場合には、必ず登録しましょう。
まとめ:ポイントをマイルに集約するメリット
この記事では、ポイ活を行う方がポイントをマイルに集約すべき理由とその方法についてまとめました。
ここで紹介した方法を今日から実践すれば、1年後にはマイル航空券で海外旅行へ、なんてことも夢ではありません。
まずはJALマイレージバンクとモッピーに登録し、高還元率クレジットカードを発行して陸マイラーへデビューしましょう!
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